施設紹介
特色② 充実したプログラム
月曜日:学習
算数で大切なことは
「暗記に頼らない」「仕組みをしる」
事です。
「4+6=10」
なんて、ただ暗記しても仕方ない。
「4」とはなにか。
「+6」とはなにか。
「=10」とはなにか。
指を使ってしっかり確認していきます。
なんとなくテキトーにやりたくなる気持ちを抑え、ひとつひとつ確認しながら進めていく。それが満点という結果となり喜びにつながる。実生活も同じだと思いませんか?
「勉強なんて初めて!」という子どもたちにはこのくらいからスタートしています。
「これ、なあに?」
お星さまとライオンを見せて、どっちがライオンか教えてもらうという訓練です。
これは脳性麻痺をはじめとした重度知的障がいを持った子ども達が実際に病院で行っているレッスンです。
耳が聞こえない人には手話を。目が見えない人には点字を。
そのくらい基本的で大切な訓練です。
困ったときに、困っていることを伝えられるようにしていきたいですね。
火曜日:体操(ヨガ)
「体」と「呼吸」は密接な関係があります。
「深呼吸して落ち着きなさい」なんてよく言いますね。
「力を抜く事」「深く呼吸をすること」この2つを意識して、体と心のコントロールに努めます。
知的・身体障害にはリラックスして緊張を解きほぐす効果を、発達障がいには精神の安定・集中力の向上を目的としています。
水曜日:音楽
子ども達にとって、机に向かって勉強する以上に、楽しく遊ぶことは成長に欠かせない大切なものです。
一方的に教え込んだ「知識」や「技術」だけでなく、「楽しいもの」「好きなこと」を見つけ、意欲を引き出すことは最も効率の良い方法です。
日常のプログラムで音楽を練習し、年二回、発表の場を設けることで、子ども達のやる気を引出し、自己承認の場を提供します。
木曜日:製作
水曜日と同じく「楽しいもの」「好きなこと」を見つけ、意欲を引き出すことを目的としています。
製作では自分の好きなものを組み合わせ、たった一つのオリジナルの作品を作ります。もっともわかりやすく、自分の努力の成果が形として現れます。
こちらも年二回の発表会にて展示することで自己承認の場を提供します。
金曜日:スポーツ(ボッチャ)
ボッチャは、ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案された スポーツで、パラリンピックの正式種目です。